ロブロックス株は木曜日の時間外取引で約14%急落し、41.80ドル台まで下落した。ゲームプラットフォームはウォール街の売上高予想を下回り、第3四半期の弱い見通しを示した。
売上高が前年比36%増となったことで一時は楽観ムードが広がったが、投資家はユーザーの伸び鈍化と、コンセンサスを大きく下回るブッキング予想に注目した。
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子ども安全規制、ロブロックスの成長エンジン減速
ロブロックスの1日あたり平均アクティブユーザー数は1億2300万、前年比10%増を記録したが、アナリスト予想の約1億2800万には届かなかった。月間ユニーク課金者数は2700万となり、こちらも前年比15%増と同社の補足資料で示された。
ロブロックス株価チャート 出典: TradingView
ただし課金者数増は大幅な減速となった。2四半期前には月間ユニーク課金者の前年比成長率が94%に達していた。
この間、年齢確認の義務化と新たなペアレンタルコントロールが導入された。1人あたりの平均ブッキング額は19.25ドル前後で安定しており、鈍化は新規課金者数の減少に表れている。
経営陣はこの伸び鈍化を直接的に安全規制の影響と説明した。年齢確認の普及率は世界全体で57%、オーストラリアで約80%、米国と英国では約70%に達した。ロールアウトと同時に、即時課金よりも長期的な利用維持を重視するアルゴリズム変更も行われ、13歳未満のユーザー層で収益化への影響が大きかった。
この傾向は今年の広範な動きとも一致する。たとえば大手IT株の売りに連動して、暗号資産のセンチメントも下押しされる局面が何度もあった。一方、ナスダックのリスク資産との連動性上昇も続く。プラットフォームのような巨大企業の失速は、単一セクター内にとどまることが少ない。
ロブロックス課金者コミュニティ 出典: Roblox Q2`26弱いブッキング見通し、好決算をかすませる
ロブロックスによるブッキング(主力の消費指標)は前年比8%増の16億ドル。2四半期前にはこの成長率が63%、さらにその前は70%に達していたが、今回はガイダンス下限にとどまった。第3四半期は15億8000万ドルから16億5000万ドルのブッキングを見込んでおり、アナリスト予想の約18億7000万ドルを大きく下回る。
ロブロックス・地域別ブッキング 出典: Roblox Q2`26
ただし調整後の1株当たり損失(26セント)は予想を上回り、フリーキャッシュフローは66%増の2億9400万ドルとなった。創業者兼最高経営責任者のデイビッド・バズッキCEOは、この決算を長期的な移行プロセスの一部と位置付けた。
「当社は世界ゲーム市場の10%の獲得という目標を堅持する。」
バズッキCEOは決算説明会で述べた。
ロブロックスの決算は、今期大手IT企業の相次ぐ慎重な見通し発表の中で発表された。メタ株も、決算が予想を上回ったにもかかわらず、投資計画に投資家が動揺し急落した。規制当局はロブロックスに影響したのと同様の年齢確認規制を強化している。欧州連合も、未成年が他の地域で同様のチェックを回避できていたVPN年齢確認抜け穴を封じる。今後、見通し引き下げが業績上振れを打ち消す構図の中で、ロブロックスも注目決算の1社となる。
安全重視の戦略が長期的な安定収益に結びつくかは依然不透明。株主は、第3四半期にブッキング下落が止まる兆候が出るか注視する。


