ビットディア株、第2四半期赤字拡大で20%急落

概要:ビットディア株は第2四半期決算で純損失が9230万ドルに拡大し、売上高も市場予想を下回り、3月31日以来の安値となる8.70ドルまで急落した。売上高は前年比47%増の2億2880万ドルだったが、電力費や減価償却費の増加で粗利益は赤字転落。一方、自社採掘売上は約3倍、AIクラウド売上も拡大し、調整後EBITDAは大幅に改善した。株価は20%下落し、第2四半期の上昇分を失った。次回決算は11月。

ビットディア(BTDR)株は第2四半期決算で損失拡大と売上高が市場予想を下回ったことを受け、3月31日以来の最安値を記録した。

ナスダック上場の同社は1株当たり0.37ドルの赤字となり、アナリスト予想の0.32ドルを下回った。売上高は2億2880万ドルとなり、コンセンサスの2億3116万ドルにも及ばなかった。

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利益未達が売上成長を相殺

ビットディアの純損失は前年同期の6290万ドルから9230万ドルに拡大した。同社の発表によれば、粗利益も1200万ドルの黒字から850万ドルの赤字へと転落した。

この赤字継続は、前四半期の1億5950万ドルの赤字に続くものとなった。一方、売上高は1億5560万ドルから47%増の2億2880万ドルに伸びた。

しかし、売上原価の増加が売上高の伸びを上回り、電力費と減価償却費の増大により2億3730万ドルに達した。

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採掘収益とAI事業が引き続き拡大

事業運営面では、今四半期は堅調だった。自社採掘による売上高は5930万ドルから1億6840万ドルへとほぼ3倍となった。この伸びはビットコイン(BTC)の採掘数量が前年同期の565から2694に増加したことが寄与した。

調整後EBITDAも同期間の460万ドルから3110万ドルへと大きく改善した。ビットディアは、生成AIインフラ分野にも事業を拡大している。

AIクラウドの売上高は130万ドルから1400万ドルに増加。CFOはこの期間を着実な進展と評価した。

「AIクラウド事業の売上は、当社SEALMINERの稼働開始に伴いマイニング事業と共に拡大を続けている。これらの成果は、電力からハードウェア、インフラに至るまで、自社で垂直統合する強みを示している」とマイケル・G・ポッターCFOは述べた。

ビットディア株 第2四半期の上昇分を消失

一方、決算発表は株価に大きく影響した。BTDR株は月曜日に20.08%下落し、終値は8.70ドルと4か月ぶりの安値となった。

ビットディア株価チャート 月曜日に8.70ドルまで下落 出典: Google Finance

この下落は急反転を象徴する動きとなった。第2四半期にはBTDR株は約83%上昇し、ビットコイン市場全体を上回るパフォーマンスだった。

しかし7月以降、株価は43.7%下落し、月曜日の下げでその上昇分が完全に消失した。ビットディアの次回決算発表は11月の予定。

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