ビットコイン"古参クジラ"がついに売却をやめた! 4年ぶりの異常事態、その裏で一体何が起きているのか

概要:長期間動かなかったビットコイン(BTC)が再び動き出す「休眠コインの移動」が、第2四半期に2022年以来の低水準に沈み、コインデイズ・デストロイドも同様の落ち込みを見せた。ギャラクシーのアレックス・ソーン氏は、これは古参保有者(OG)による売却が一巡し、彼らが売りを止めたことを示すと指摘。過去にこの指標の急増は利益確定と売り圧力の高まりと重なってきたが、現在の動きの鈍さは長期保有者が売らずに抱え込んでいるサインと解釈できる。執筆時点のBTC価格は約6万4500ドルで、この水準で古参が売りを控えている事実が市場にどう受け止められるかが注目される。

眠っていた大金が、再び目を覚ます時。それは決まって“嵐”の前触れだった。

ところが、である。その「眠れる資金」の動きが、いま4年ぶりの低水準まで急ブレーキをかけているという。ギャラクシーの全社リサーチ責任者を務めるアレックス・ソーン氏が公開したデータで明らかになった。長期間まったく動かなかったビットコイン(BTC)が再び動き出す——いわゆる「休眠コインの移動」が、第2四半期に2022年第7~9月期以来の最低水準にまで沈み込んだのだ。

古いコインほど重く評価する指標「コインデイズ・デストロイド」も、同様の落ち込みを見せた。つまり、長年ビットコインを塩漬けにしてきた大口たちが、ぱったりと売らなくなった、というわけである。

「かつての急増は“OG(古参保有者)”たちの利益確定によるものだった」とソーン氏は指摘する。それは2017年のビットコイン・バブル相場で見られた光景と、瓜二つだったという。2024年から2025年にかけて彼らは大量の売却を続けてきたが、ここへ来てその手をようやく止めた——そう読み取れるのだ。

そもそも「休眠コインの移動」とは、長期間ピクリとも動かなかったビットコインが、再び使われる(=売られる)動きを追う指標である。アナリストたちがこの数字に神経を尖らせるのには理由がある。長期保有者が動き出すタイミングは、歴史的に見て利益確定と売り圧力の高まりと重なってきた。逆に動きが鈍いということは、彼らが「売らずに抱え込んでいる」サインとも読める、というわけだ。

ちなみに執筆時点でビットコインは1枚あたり約6万4500ドル(=約1057万円/1ドル=約164円換算)。この水準で古参が売りを控えているという事実を、市場はどう受け止めるのか——。

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