エルサルバドルのビットコイン債券 近日発行か

概要:エルサルバドルのアレハンドロ・セラヤ(Alejandro Zelaya)財務相はインタビューで、「現在ビットコイン債券を発行するタイミングを模索中で、近日中にも発行する可能性がある」と述べた。

エルサルバドルのアレハンドロ・セラヤ(Alejandro Zelaya)財務相はインタビューで、「現在ビットコイン債券を発行するタイミングを模索中で、近日中にも発行する可能性がある」と述べた。

ナイブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領は、エルサルバドルの「ビットコイン・シティ」の建設資金として10億ドル相当のビットコインを調達する予定であり、余った資金を借金の返済に充てると見られている。

昨年以来、エルサルバドル政府は既存の債務の返済に苦労している。国際通貨基金(IMF)は、ブケレ政権に対し、同国におけるビットコインを法定通貨から外すよう要請した。エルサルバドルは今年、5%の財政赤字が発生する可能性がある。

エルサルバドルの中央銀行の元幹部であるカルロス・アセベド(Carlos Acevedo)氏は、「もし今回の債券の動きが失敗すれば、国全体に大きな影響を与えるだろう」と述べた。

一方、ビットコインを法定通貨で採用したエルサルバドルだが、ビットコインの認知度は依然として低い水準だ。コールセンターの従業員であるアレハンドロ・ヒメネス(Alejandro Jimenez)さんは、「ビットコインの使い方はよくわからない。価格が上下しているので、資産としては非常に不安定で使うのを躊躇している」と述べた。認知度の低いとの指摘に対して、政府側は2021年11月と12月の観光産業において、20%の取引がビットコインに関連していると強調した。

さらにブケレ大統領のビットコイン購入に関しては不透明な点が多く、エルサルバドルの市民に不安感をもたらした。エルサルバドルで不正行為の監視を目的としたNPO団体は「現在エルサルバドルでは、公的資金の不透明な使用が既に大きな問題となっている」と語った。

また、一部のアナリストが利回りを分析したが、この債券の将来性には悲観的な見方が強いようだ。

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