FRB利上げ確率は5割に ビットコイン8万ドル台維持なるか

概要:ビットコインが8万2000ドルに向けて上昇を続ける中、9月の米連邦準備制度理事会(FRB)利上げ確率についてCME FedWatchが示すオッズは金曜日、50対50となった。

9月の米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの確率は金曜日に再び5割となった。前日には70%に達していたが、1週間前には37%まで下がっていた。劇的な逆転。

この変動は、ビットコイン(BTC)が8万2000ドルに迫る上昇と連動している。

9月会合控え、政策金利見通しが乱高下

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループのFedWatchツールによると、9月16日の会合では政策金利を3.50~3.75%に据え置く案と、0.25ポイント引き上げて3.75~4.00%とする案がほぼ拮抗している。

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このツールは、直近では木曜日に利上げの確率を70%としていた。

FedWatchのデータは、2度目の利上げ時期も後ろ倒しにした。4.00~4.25%への引き上げが最有力候補として織り込まれるのは2027年3月会合であり、それ以前は2026年12月が有力とされた。

イランと原油が変動要因に

イラン情勢に端を発する原油価格や国債利回りの動きとともに、確率は乱高下している。インフレ動向の見通しが不透明な状況。

FRBのケビン・ウォーシュ議長もジャクソンホール会合で利上げを巡る市場の意見割れに直面しており、中央銀行内部でも金融引き締め継続の是非で分かれている。

ビットコインも金利見通しの変化に連動している。この資産は、イラン戦争終結の観測が広がる中、今週8万ドルを突破した。金曜日もおよそ8万1000ドル付近で推移し、24時間で約5%上昇した。

ビットコインは今週初めて8万ドルを突破 出典:BeInCrypto

利上げ確率の低下は通常、米国債利回りやドルにとって下押し要因。今週はビットコイン価格の追い風となった。

こうした動向が9月16日まで続くかは、イラン情勢や今後のインフレ指標次第となる見通し。

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