ファンドストラットのトム・リー氏はCNBCで、S&P500が今月中に7900〜8000に到達すると予想していると述べた。
同氏は次の上昇局面をけん引する意外な銘柄として、マグニフィセント・セブンやソフトウエア株に加え、イーサリアムの名を挙げた。
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8月ブレイクアウトに向けたリー氏の見解
リー氏は、数週間前のレバレッジ解消イベントが現金を市場の外に押しやったと指摘した。また、投資家センチメントが過度に悲観的になっていると述べた。
好調な企業業績とインフレ懸念の緩和が、上昇を促す「追いかけ」を引き起こしていると同氏は説明した。生成AI関連の投資も引き続き強いテーマであるとした。
番組司会者は、直近の調整を市場の過熱感が払拭されたものであり、根本的な転換ではないとした。リー氏も同意し、新たな業績データに注目した。
今四半期の業績は、四半期初めの予想を15ドル超上回る推移。2027年の業績見通しも8ドル増加し、410ドルに近づいている。今期終了までに425ドル到達の余地があると述べた。
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リー氏はS&P500の大胆な予測で知られる。昨年11月にも同様に強気な見通しを示し、他のストラテジストらも今年8,000を目指すとの見方を示している。
イーサリアムが果たす異例の役割
リー氏によれば、イーサリアムがS&P500を直接押し上げるのではなく、DRAMやメモリー株をけん引する役割を担う点に留意が必要だとした。これが現在の市場全体のカタリストとなっている。
半導体、DRAM、メモリー銘柄について強気を維持。現在は是正局面だが、1997年や1998年のような回復になるとみている。
「ここでの反発はマグニフィセント・セブン、ソフトウエア、イーサリアムが主導すると考えている」とリー氏はコメントした。
この発言により、イーサリアムが大型テックやソフトウエアと並び語られる存在となった。半導体・メモリー株への見通しとは異なる、先見的な銘柄として挙げている。
このコメントは、イーサリアムへのクジラによる買いが増加しているタイミングだ。ETFへの資金流入もここ数週間で回復している。
パネリストによる慎重な見方
同じく番組に出演したダン・グリーンハウス氏は、より冷静な見方を示した。S&P500はすでに7700近く、8000達成は小幅な上昇だと指摘した。
グリーンハウス氏は、業績拡大はテックだけでなく幅広い分野で進んでいると分析。金融、保険、カード会社も軒並み強さを示しているという。
失業保険申請数が2週連続で20万件を下回るという、歴史的にもまれな状態が背景にあるとも述べた。こうした環境は単純にプラスだとまとめている。
強気相場への見方は、AIバリュエーションを巡るより広範な議論を反映。他のストラテジストは、この上昇がどこまで続くか疑問を呈している。
イーサリアムがマグニフィセント・セブンやソフトウエア同様、8月に成長を持続できるかは未検証。今後のETF資金流入やオンチェーン活動がカギとなる見込み。

