ビットコインが月曜日、6万3000ドル(約990万円、1ドル=157円換算、以下同)を割り込んだ。折しも、米国の機関投資家によるビットコイン需要の“体温計”とも呼ばれるコインベース・プレミアム・インデックスが、実に77日連続で「マイナス圏」に沈んだ、まさにそのタイミングでのことである。
コイングラスによれば、ビットコインは5月19日以降、海外の取引所に比べてコインベース上では一貫して“割安(ディスカウント)”で取引されており、直近のプレミアム率はマイナス0.1369%。月曜日の時点で、このマイナスの連続記録は史上最長を更新し続けている。
10xリサーチのマーカス・ティーレン氏は、このマイナスのプレミアムこそ、米国の機関投資家がいまだにビットコインを手放し続けている“動かぬ証拠”だと指摘する。
「コインベースの価格が世界の取引所に対して割安であり続けているのは、米国勢の売り圧力が買い需要を上回り続けていることを物語っている」——同氏はコインテレグラフにこう語った。
Coinbase Bitcoin Premium Index from Apr. 26 to Aug. 3. Source: Coinglass
もっとも、この長引く“割安”は、米国のビットコインETF(上場投資信託)が7月に純流入へと転じたにもかかわらず、なお続いているのだ。ソソバリューによれば、これらのファンドは同月中に1億7243万ドル(約271億円)を集め、6月の大量流出から一転した。
そして——これまでの最長マイナス記録もまた、今年のことだった。1月16日から2月24日までの40日間。この時ビットコインは9万5000ドル(約1490万円)から、6万5000ドル(約1020万円)を割り込むところまで一気に滑り落ちている。


