不安定な仮想通貨市場 STEPNがアルト売り主導か【仮想通貨相場】

概要:今週の懸念材料だった主要な米小売企業の決算を意外にも無事に通過することができた。今夜は4月米個人消費支出(PCE)の発表があり、消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)同様に頭打ちの兆しが確認されれば、夏以降に米連邦準備制度理事会(FRB)が政策引き締めペースを緩める公算が高くなり、リスクオフムード巻き戻しに拍車を掛けるか。

マーケット

著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

26日のビットコイン(BTC)対円相場は45,947円(1.22%)安の3,708,298円と小幅に続落した。

Best Buyの業績不振や、SnapchatとNVIDIAの見通し引き下げなどを受け米国の景気減速観測が強まる中、週央からのBTCは概ね370万円後半での揉み合いが続いた。26日未明には、5月米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で夏以降の金融引き締めペースが緩む可能性も僅かに浮上し382万円にタッチする場面もあったが、ドル建てで節目30,000ドルとなる同水準で上値を抑えられた。

昨日の東京時間でも相場は370万円台後半での揉み合いとなったが、アルトコイン主導で、市場全体で売りが加速すると、BTCも連れ安となり一時は356万円付近まで押した。

一方、これまで暗雲が立ち込めていた米小売の決算で、昨日はDollar General、Dollar Tree、Macysが揃って好決算と見通し引き上げを発表。これを受けて米市場では主要3指数が大幅続伸し、BTCも下げ幅をほぼ奪回した。引け後のコストコの決算も収入が市場予想を上回った。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成続きはこちら本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。

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