Meta(旧:Facebook)社のステーブルコインプロジェクトDiem(旧Libra)は、約2億ドルで米シルバーゲート(Silvergate)銀行に売却される予定だと判明した。シルバーゲートは、ビットコインおよびブロックチェーン企業にサービスを提供する銀行であり、米国の主要な暗号通貨取引プラットフォームの重要なパートナーである。
シルバーゲートは1988年に設立された、米連邦準備制度理事会に加盟銀行である。CEOのアラン・レーン(Alan Lane)氏は2013年にビットコインを購入した。そして、彼が暗号通貨市場に魅力を感じたことから、シルバーゲートは暗号通貨業界向けの革新的な金融インフラソリューションを提供することに取り組んでいた。
銀行業務に加えて、シルバーゲートの24時間年中無休のリアルタイム決済プラットフォーム「Silvergate Exchange Network(SEN)」は最もよく知られている。2021年の第4四半期だけでも、SENは合計2000億ドル以上の取引を処理した。Coinbase、FTX、Binance US、Circle、Paxosなどのトップ取引プラットフォームもSENの取引先である。
2021年5月12日に、Diemの一連の発行が頓挫した後、Diem協会は、スイスの金融規制当局FINMAに登録する計画を断念し、米国の上場計画を専念すると発表した。そして、シルバーゲートに接触し、協力しあうことを発表した。
しかし、2021年11月、米国政府は、ステーブルコイン発行者とウォレットプロバイダー、または商業企業との提携は、資源の過度集中を招く恐れがあり、このような連携が市場競争に悪影響を与える可能性があると報告書で述べた。
報告書を受け、MetaはDiemプロジェクトを売却するように、方針を転換したと考えられる。しかしDiemを失ったMetaが暗号通貨業界への展開をあきらめたと断定するのは早計だろう。まだ、Noviウォレットという選択肢を持っている。Noviウォレットは、Diemプロジェクトの暗号通貨ウォレットで、今後Noviウォレットが、 Metaの暗号通貨事業の中心になる可能性もある。
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