ビットコイン下落、この週末に何があったのか解説【仮想通貨相場】

概要:週末のBTC相場は下落。 木曜未明に45,000ドル(約520万円)乗せた後、じりじりと値を下げると、金曜から土曜日にかけて大きく値を崩し40,000ドル(約460万円)を割り込んだ。その後39,000ドル(約450万円)近辺でもみ合ったが、日曜から今朝にかけて38,000ドル(約435万円)近辺にレンジを切り下げている。

Cointelegraph Japan 2022年03月07日 11:00 ビットコイン下落、この週末に何があったのか解説【仮想通貨相場】 9 閲覧数

マーケット

著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト

東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。

ポイント

・38,000ドルまで下落n・原発攻撃、インフレ懸念、ウクライナ情勢の長期化が相場の重しにn・米欧のロシア産原油禁輸検討で今朝方は原油が130ドルへn・事態が落ち着けば、FRBがインフレを抑えきれなくなるとの見方も浮上するか

週末のBTC相場

週末のBTC相場は下落。n木曜未明に45,000ドル(約520万円)乗せた後、じりじりと値を下げると、金曜から土曜日にかけて大きく値を崩し40,000ドル(約460万円)を割り込んだ。その後39,000ドル(約450万円)近辺でもみ合ったが、日曜から今朝にかけて38,000ドル(約435万円)近辺にレンジを切り下げている。n金曜日午前にロシア軍がウクライナ中部サポリージャ原発を攻撃、一部で放射線漏れを指摘する報道もあり、BTCは42,000ドル(485万円)台から41,000ドル(470万円)台に値を下げたが、その後、放射線漏れについては否定されたことから、しばらく41,000ドル台で推移した。n海外時間に入ると、注目の米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想42.3万人に対し67.8万人と非常に強い内容だったが、原油価格が110ドルを超える中、インフレ懸念が上回ったせいか米株が下落、BTCも値を下げていった。n更にウクライナ情勢が混迷を深め、プーチン大統領が停戦の条件を吊り上げたと伝わったこともあり、リスクオフの流れの中でBTCは40,000ドルを割り込んだ。nその後、39,000ドル近辺でもみ合い推移が続いたが、Moodysがロシア国債を格下げ、同国は経済制裁国か否かで利払い有無を変えるといった変則的な対応を示すなど、事態はさらに混とんを深めた。また前回交渉で合意された民間人の退避回廊が失敗したとの情報も伝わった。n今朝方は米欧がロシア産原油の禁輸を検討との報に原油価格が一時130ドルに乗せ、米株先が下落、BTCも38,000ドル近辺に値を下げている。

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