岐路に立つビットコイン、底値を固められるか?【仮想通貨相場】

概要:ようやく底打ちの兆しが見え始めたBTCだが、一昨日のWボトムのネックラインをあっさり割り込み、一目均衡表では薄くなった雲を割り込みそうになっている。

Cointelegraph Japan 2022年04月15日 09:59 岐路に立つビットコイン、底値を固められるか?【仮想通貨相場】 7 閲覧数

マーケット

著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト

東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。

ポイント

・39,000ドル台に失速

・米金利上昇を嫌気した米株の反落が背景

・Eマスク氏のTwitter買収提案にも反応薄

・テクニカル的にも材料的にも分岐点に差し掛かっている

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は反落。

39,000ドル(490万円)台からWボトムを形成し反発したが、41,000ドル(515万円)台半ばで上値を抑えられると、その後失速、40,000ドルを割れている。

米長期金利上昇によるドル高や米金利上昇を受けBTCは週初から値を崩していたが、39,000ドル台で2度サポートされると、一昨日米金利の低下を好感した米株の反発に連れ高する形で、Wボトムを形成、41,000ドル台に反発した。

アジア時間は目立った材料がない中、上値が重い展開が続いたが、海外時間に入りEマスク氏がTwitter社の買収を提案、Dogecoinが上昇、BTCも若干連れ高するも、41,000ドル半ばで上値を抑えられた。

するとウィリアムズNY連銀総裁がBloombergTVとのインタビューで5月の50bp利上げとその後の中立金利への回帰を示唆、輸入物価指数も予想を上回る中、米長期金利が急上昇した。

こうした金利上昇を嫌気し、米株が高寄り後、失速すると、BTCは前日に形成したWボトムのネックラインを割り込み、40,000ドル近辺に下落した。

更にNYタイムスが欧州がロシア産原油の禁輸に向け動き始めていると報じ、原油価格が上昇、戻り気味だった米株が上値を抑えられると、BTCは39,000ドル台に値を下げた。

足元ではアルトコインの反発やMicroStrategyがBTC追加購入方針を示したこともあり、40,000ドル近辺に値を戻している。

本日のBTC相場続きはこちら

免責事項

このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。
前へ

量子コンピューター企業、仮想通貨決済の導入をシミュレーション

次へ

Roninハッキング事件に北朝鮮関連アドレスが関係、米財務省が制裁リストに追加