リリーフラリー早くも閉幕 2万ドル割れをうかがうビットコイン【仮想通貨相場】

概要:相場が20,000万ドルを割り込めば狼狽売りやハッシュレートの低下も想定され、暴落シナリオが視野に入るが、むしろ需給バランスのリセットや市場が総悲観となることで、相場は底を突けると見ている。

Cointelegraph Japan 2022年06月17日 16:53 リリーフラリー早くも閉幕 2万ドル割れをうかがうビットコイン【仮想通貨相場】

マーケット

著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

16日のビットコイン(BTC)対円相場は332,113円(10.94%)安の2,703,333円と大幅反落したが、対ドルで節目20,000ドル水準となる266万円は死守した。

米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控え警戒ムードが広がり、15日のBTC対円は東京時間から欧州序盤にかけて上値の重い展開となり、300万円周辺から270万円付近まで下落。一方、これによりドル建て相場が節目の20,000ドルに肉薄すると、押し目買いの様相で反発し、ショートスクイーズを伴って290万円まで戻した。

FOMCでは75ベーシスポイント(bp)の利上げが決定され相場が一時押したが、経済見通し概要では年末時点の金利着地予想が3.5%以下となり、年内にも利上げペースが緩む可能性が残され、会見ではパルエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が7月の会合では利上げ幅を50bpに戻す余地もあると発言し、リスクオフの巻き戻しで相場は一時300万円を回復した。

こうして安堵感からのリリーフラリーを演じたBTC相場だったが、昨日は買いが一巡し失速。米株先物が反落するとBTCも連れ安となり、前日安値からの上昇幅を解消。更に、昨日はドル円相場が急反落したことがBTCの円建て相場の重石となり、BTC対円相場は前日安を割り込んだ。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成続きはこちら本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。

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