リップル社元CTOのXRP大量売却終了間近 換金総額はいくら?

概要:ジェド・バランス(Jed Balance)の最新データによると、リップル(Ripple)社の初代CTOであるジェド・マケーレブ(Jed McCaleb)氏の現在のリップル保有数は179,459,934 XRPである。現在のXRPの市場価格0.31ドルで計算すると、約556万ドルに相当する。ここ数ヶ月の売却スピードだと、今月中には売却が完了する見込みである。彼の8年間に渡るリップルの売却がまもなく終了する。

暗号通貨業界で存在感が薄れているリップル(XRP)に今、「大事件」が起きている。

ジェド・バランス(Jed Balance)の最新データによると、リップル(Ripple)社の初代CTOであるジェド・マケーレブ(Jed McCaleb)氏の現在のリップル保有数は179,459,934 XRPである。現在のXRPの市場価格0.31ドルで計算すると、約556万ドルに相当する。ここ数ヶ月の売却スピードだと、今月中には売却が完了する見込みである。彼の8年間に渡るリップルの売却がまもなく終了する。

2012年にリップル社を立ち上げた中心チームのメンバーとして、ジェド氏にはクリス・ラーセン(Chris Larsen)氏、アーサー・ブリット(Arthur Britto)氏と共に約200億XRPが分配された(うち、ジェド氏には約90億XRPが割り当てられた)。2014年、考えの違いにより、ジェド氏は袂を分かち、その後ステラルーメン(Stellar Lumens)を開発した。ジェド氏はリップル社の退社の際、保有していたリップル(約90億XRP)も持って行った。

ジェド氏のリップル売却が市場に与える影響を抑えるため、リップルチームは当時ジェド氏と売却制限に関する契約を結んだ。1年目は週に1万ドルまで、その後3年間は週に2万ドルまでという内容とした。後に契約内容は修正され、制限は金額からトークン数量へと変更された。同契約により、ジェド氏は2018年から2019年は最大10億XRP、2020年以降は最大20億XRPしか売却できないこととなった。

ジェド氏の売却が8年間もの長きに渡ったのは同契約が原因である。ところで、ジェド氏の90億XRPの売却額はいくらになったのだろうか?

2021年以前の金額については、オンチェーンデータプラットフォームのホエールアラート(Whale Alert)は2020年末に統計したデータがあり、それによると5.46億ドルが現金化された。2021年1月~9月は、ジェド氏が積極的に売却した時期であった。この時期、約21.69億ドルが現金化された。現在保有している17,945,934 XRPを除いて、ジェド氏は8年間で約31.267億ドルを現金化した。

ジェド氏の大量売却終了後、リップルは急騰するだろうか?

一部のアナリストは次のように考えている。

まずはじめに、ジェド氏の大量売却はリップルにとって大きな売り圧力の一つであったため、大量売却終了後リップルの売り圧力はある程度軽減されるだろう。しかし、1日数億ドルのリップルの取引量に対しジェド氏のここ数ヶ月の一日の平均売却額は数百万ドルなので、そう考えるとそれほどの影響がないのかもしれない。

次に、暗号通貨市場は現在不安定であり、利上げなどの金融政策の影響もあり、さらに市場は流動性危機の影響から完全には回復していないため、市場の先行きは誰にもわからない。

最後に、暗号通貨業界の過去数年間の発展の中で、リップルの「国境を越えた決済」という概念の魅力は薄れている。Web3.0時代の到来で、新しい概念が生まれて今までの概念が廃れる可能性があり、リップルの概念は廃れる可能性がある。

よって、彼らはリップルの急騰の可能性は低いと考えている。

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