ビットコインに投資した企業の現状(1)

概要:2021年の年初、ビットコインは過去最高の記録を更新し、多くの投資家の注目を集めていた。これらの中には、機関投資家も含まれている。機関投資家の参入により、ビットコインは高い価格で推移している。暗号通貨業界でビットコインはついに最高潮を迎え、より多くの機関投資家を引き付け、ビットコインの市場はさらに拡大していった。

2021年の年初、ビットコインは過去最高の記録を更新し、多くの投資家の注目を集めていた。これらの中には、機関投資家も含まれている。機関投資家の参入により、ビットコインは高い価格で推移している。暗号通貨業界でビットコインはついに最高潮を迎え、より多くの機関投資家を引き付け、ビットコインの市場はさらに拡大していった。

マイクロストラテジー(Microstrategy)ビットコインのギャンブラー

ビットコインを保有する上場企業の中で、Microstrategyのビットコイン保有数が最も多い、10万8,992ビットコインを保有し、資産価値は約29億ドル(USD)に相当する。本稿執筆時点で、Microstrategy社の市場価値は68億ドルである。ビットコインは同社の市場価値の半分を占めていると言える。しかし、大量のビットコインを購入し、同社の市場価値の半分がビットコインということは、ビットコインの価格がげらくすれば同社の価値も連動してげ下落するということにつながる。

多くの企業は、ビットコインの購入により資産配分の多様化とインフレの対策を目的とすることを明らかにしたが、Microstrategy社の創設者であるマイケルセイラー(Michael Saylor)は、法人でビットコインを購入しており、まさに賭けに出ているようである。ウォールストリートジャーナルのレポートによると、2021年6月8日、MicroStrategy社はビットコインを追加購入するため4億ドルのジャンク債を売却した。2021年8月25日、MicroStrategy社は再び3,907ビットコインを約1億7700万ドル(USD)で購入し、平均購入価格は約4万5,294 USD/BTCである。

投資家はMicroStrategy社の行動に対して、動揺している。MicroStrategy社がビットコインを積極的に購入する理由を知りたがっている。この疑問に関して、創設者のセイラーは「1%の金利で数十億ドルを借りて、Amazon、Google、Facebookのようなテックデジタルネットワークに投資したら、どうか?」述べた。

Microstrategy社のキャッシュフロー計算書によると、同社は3か月で16億1,500万ドル(USD)を費やしたが、そのうち固定資産やその他の「実物資産」の購入に使用されたのはわずか134万ドル(USD)である。つまり、支出額の99.917%がビットを購入するために支払われた。前四半期には、ビットコインの購入に10億8600万ドル、固定資産の購入に44.7万ドルを費やした。99.96%がビットコインの購入に支払われたことになる。

MicroStrategy第二四半期の投資活動

出典:MicroStrategy 2021 Q2財務報告

Microstrategy社は2020年7月にビットコインの購入を開始した。当時の四半期会議で、セイラーは、「ビットコイン、ゴールド、その他の代替資産を購入し、貸借対照表に残っている現金を置き換えることを計画している」と発表した。 2020年8月、Microstrategyは2億5000万ドルを使って、2万1,454ビットコインを購入した。その後、2020年9月と12月に、同社はビットコインを購入するため、さらに1億7500万ドルと5000万ドルを費やした。証券史上初の事件が2020年12月11日に発生した。Microstrategy社は6億5000万ドルの転換社債を発行し、そのすべてがビットコインの購入に使用され、上場企業がビットコインを購入するために社債を発行する先例を作った。 Microstrategy社は、ビットコインを資本配分戦略に組み込んだ最初の上場企業にもなった。

Microstrategy社にとってビットコインを購入することは、投資収益率を高めることである。コロナ禍を契機にしてMicrostrategyはビットコインへの投資を始めた。現在のビットコインの価格から判断すると、Microstrategy社の投資は成功していると思われる。

テスラ(Tesla)、ビットコイン市場のトラブルメーカー

イーロンマスク(Elon Musk)は、今世界で最も影響力のある人の一人である。彼が発信すり 1つのツイートでビットコインの価格の変動が発生することすらある。

マスクはビットコイン価格への影響

出典:コインデスク(Coindesk)

2021年2月10日、テスラは15億ドル(USD)相当のビットコインを購入し、決済手段としてビットコインを受け入れると発表した。このニュースが出た直後、ビットコインの価格は10%以上急騰した。2021年の第1四半期のテスラの利益は4億3800万ドル(USD)である。

2021年5月、マスクはツイッターで「テスラは気候変動への懸念からビットコイン決済を一時停止した」と述べた。このツイートが発表された後、ビットコインは10%以上急落し、テスラの株価も下落した。実際、テスラが3月に暗号通貨の受け入れを発表したとき、一部の環境団体や投資家から激しく批判された。また、マスク氏は、「テスラはビットコイン決済再開の条件として、マイニングが持続可能なエネルギーに切り替わった後にビットコイン決済を再開する予定である」と述べた。

テスラは2021年2月初旬に4万6,000ビットコインを平均価格3万2,600ドル(USD)で購入した。2021年4月、テスラは第1四半期にビットコインの保有量の10%(約4,600 BTC)を売却し、平均販売価格は5万9,100ドル(USD)であったことを明らかにした。この取引により、同社の収益は2億7,200万ドルになり、1億100万ドル(USD)の税引前利益となった。

2021年7月21日のBワード会議で、マスク氏は「テスラは、ヨーロッパがマイナス金利政策を実施しているため、ビットコインの保有を再考する」と述べた。さらに、マスク氏は、彼とSpaceX社の両方がビットコインを保有していることも明らかにした。彼はビットコインが環境に与える影響を心配しているが、暗号通貨自体は支持しているようだ。

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