イーサリアムブロックチェーンの長期的な目標とは? ヴィタリック・ブテリン氏がEthCCで講演

概要:イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は21日、パリで毎年開催されているイーサリアム・コミュニティ会議(EthCC)で、イーサリアムブロックチェーンの長期的なビジョンを披露した。ブテリン氏によると、イーサリアムは現在、エコシステムの能力がいずれ落ち着く前の変曲点、つまり急激な変化の時期にあるという。

Zhiyuan Sun 2022年07月22日 07:43 イーサリアムブロックチェーンの長期的な目標とは? ヴィタリック・ブテリン氏がEthCCで講演 6 閲覧数

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イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は21日、パリで毎年開催されているイーサリアム・コミュニティ会議(EthCC)で、イーサリアムブロックチェーンの長期的なビジョンを披露した。ブテリン氏によると、イーサリアムは現在、エコシステムの能力がいずれ落ち着く前の変曲点、つまり急激な変化の時期にあるという。

現在、イーサリアムの最重要課題は、コンセンサスレイヤー、実行レイヤー、レイヤー2ソリューションのための使いやすいライトクライアントをデフォルトで構築することだ。次に、ホームステーカーや、イーサリアムがプルーフ・オブ・ステーク・ブロックチェーンに移行しても、ステーキングに参加するのに必要な32イーサ(ETH)を保有していない場合に、ネットワーク取引を検証しようとする人々のサポートを向上させることだという。最後に、ブテリン氏は、イーサリアムが最終的に軽量なハードウェアを備えたフルノードで実行できることが重要であると考えていると明かした。

長期的なロードマップとして、より優れた暗号技術、潜在的には量子耐性暗号のためのアップグレードが必要だという。さらにゼロ知識イーサリアム仮想マシン(zk-EVM)との統合を目指している。ブテリン氏は「オープンマインドでいることも必要だ」と言う。

しかし、ブテリン氏は、他のいくつかの潜在的な機会についても懐疑的な見方を示している。例えば、複数の複雑な仮想マシンのサポートを追加すること、zk-SNARKsのようなブラックボックス技術に馴染みすぎること、専門家の助けがなければ理解できないほどプロトコルを複雑化することなどだ。イーサリアムは、「Merge」と呼ばれるプルーフ・オブ・ステークへの移行を目前にしている。ただ、2年以上の歳月を経ているにもかかわらず、一部の開発者は安全な移行が行われるかどうか、まだ懐疑的だ。

Vitalik Buterin speaking at EthCC | Source: Cointelegraph Events Manager Maria A.

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