ビットコインの弱気相場は底打ちか 45週ぶりのシグナル再点灯

概要:ビットコインは、45週間ぶりに初めて50週移動平均線を上回って終値を付けた。ギャラクシーはこのシグナルを過去の底値と結び付けている。

ビットコイン(BTC)は8月以来およそ30%上昇している。ボラティリティの高かった9月も、月間上昇率3.33%とプラス圏を維持している。

この上昇に加え、ビットコインは重要なシグナルも点灯させた。今回のサイクルでベアマーケット(弱気相場)の底を打った可能性を示唆する。

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アレックス・ソーン氏:「このビットコイン指標はこれまで幾度となく底を示してきた」

このシグナルは日曜日に点灯した。ビットコインは、2025年11月以来初となる50週移動平均線を上回って週足を終えた。この45週間にわたり、同線を超えて週足を終えたことは一度もなかった。

ギャラクシー社全体リサーチ責任者のアレックス・ソーン氏は、この週足終値に注目し、過去のサイクルで何を意味したかを指摘した。

「50週移動平均線を再び上回ることは、過去にベアマーケットの底を示す強力な確認シグナルとなってきた」と同氏は述べた。

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ビットコインがベアマーケットの底を示す重要シグナルを点灯 出典: X/アレックス・ソーン氏

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過去データは、ソーン氏の見解に一定の裏付けを与える。エグゼクティブは、ギャラクシー社のリサーチノートで、これまでのベアマーケットで50週移動平均線を再び上回った事例が13回あったと指摘した。

そのうち、50週移動平均線を超えた後もさらに安値を更新したのは2回のみで、ともに2021〜2022年の下落局面で発生している。より広い視野で見ると、同線を失った5回のベアマーケットのうち4回で、サイクルで最初に同線を回復した時点が、その後の回復シグナルとして機能した。

こうした経緯から、今回の週足終値が注目される理由がうかがえる。ただし、50週平均はあくまで全体のサイクル構造の一要素にすぎない。

ビットコインにとって50週・200週移動平均線が意味するもの

ビットコインの50週・200週移動平均線は、歴代の主要な市場サイクルで重要な基準点となってきた。200週移動平均線は下値めど(フロア)として機能し、同線を下回った週終値はこれまで642週中56回しかない。

一方、50週平均線は上値の目安(天井)として、下落が一巡するまで上昇を抑える役割を果たしてきた。ソーン氏は「今回のサイクルも、2015年や2018年のベアマーケットの底付近の動きと似ている」と語る。

ビットコインは2025年11月16日の週に50週移動平均線を下抜けた。そして2026年6月30日に5万8525ドルでベアマーケットの最安値を付け、2025年10月の過去最高値12万4824ドルから53.1%下落した。

その後、ビットコインは39%値を戻している。日曜日の週足終値は50週移動平均線を3.0%、200週平均線を23.9%それぞれ上回る7万8786ドルとなった。本稿執筆時点でビットコインは8万1341ドルで取引されている。

ビットコイン(BTC)価格推移 出典: BeInCryptoマーケット

両指標を同時に上抜けたことで、最安値を付けた可能性がさらに高まった。ただし、今回の動きだけでは、再び下落の可能性を完全には否定できない。

複数のアナリストは、ビットコインが10月に底入れするとの見方を示す。今後数週間で、6月の安値がサイクルの下値となるか、あるいは新たな下落が生じるかが試される。

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