FTXトレーディング(FTX Trading Ltd.:FTX)とFTX債務者は2月5日、政治家と政治団体への献金の回収を求める声明を出した。
FTXの声明には、「FTX 債務者、サミュエル・バンクマン・フリード(Samuel Bankman-Fried、通称SBF)氏または FTX 債務者のその他役員または代表者が行った政治活動資金およびその他寄付または支払いを受け取った者は、2023 年 2 月 28 日までにその資金をFTX 債務者に返還するものとする」と記載されている。
FTXは2022年12月19日にも政治家や政治団体に対して献金を自発的に返還するよう求めた。
声明にはまた、「支払いが返還されない限り、FTX 債務者は破産裁判所で資金の返還を請求する訴訟を開始する権利を有し、訴訟を開始した日より利息が発生する。献金を第三者 (慈善団体を含む) に支払ったまたは寄付したとしても、FTX 債務者は譲渡された者から資金を回収する権利を有する」と明記されていた。
破産対策チームは声明の他、Twitterアカウント「Unusual Whales」にて、SBF氏とFTX幹部からの資金提供を受けたと思われる政治家および政治団体のリストを公開した。
https://twitter.com/unusual_whales/status/1622339655013392384?s=20&t=Sg-G--6MXsi2No9GIR3fOA
調査によると、米国議員196人(約3人に1人)が、SBF氏またはFTX幹部から献金を受け取っていることがわかった。献金額は推定9000万ドルに上る。2022年の中間選挙の期間だけでも、民主党と共和党におよそ7010万ドルが献金された。
民主党のジョー・マンチン(Joe Manchin)上院議員やティナ・スミス(Tina Smith)上院議員などは受け取った資金を慈善団体に寄付すると述べた。なお、献金を受け取った者が破産したFTXに返還する法的義務があるかは不明である。
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