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リスクオフに敏感なBTC(ビットコイン)、押し目買いの好機到来か?【仮想通貨相場】

 リスクオフに敏感なBTC(ビットコイン)、押し目買いの好機到来か?【仮想通貨相場】 WikiBit 2023-08-04 05:51

上図は、2023/1/29から現在までのBTC/JPYの日足チャートである。直近のBTCの値動きとしては、図に示した通り7/3に452万円の高値を付けたのち反転、7/18には405万円の安値をつけた。

  Cointelegraph Japan

  2023年08月04日 14:51

  リスクオフに敏感なBTC(ビットコイン)、押し目買いの好機到来か?

  著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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  ・7月から下落を続けるBTC(ビットコイン)

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  上図は、2023/1/29から現在までのBTC/JPYの日足チャートである。

  直近のBTCの値動きとしては、図に示した通り7/3に452万円の高値を付けたのち反転、7/18には405万円の安値をつけた。

  その後、再度上昇し7/23に428万円の高値を付けたが、現状は7/18に付けた405万円の安値を割り込んで1か月程、下落のトレンドを形成している。

  市場全体では、日銀がYCC(イールドカーブ・コントロール)の上限を緩和、米国の格付け機関であるフィッチレーティングスが米国債の格付けを「AAA」から「AA+」に落とすなど、市場のリスクオフを引き起こす出来事が多く起きた。

  昨年来高値圏を推移していた株式市場は、報道直後はボラタイルながら上昇する局面もみられたが、次第に調整色を強め、米国の主要株式で構成されるS&P500は7月終値から1.65%下落し、TOPIXは2.33%下落した。

  暗号資産市場への影響度合いは、直近のYCC修正に関してBTCはほぼ我関せずという様相で、影響度はないに等しい。

  しかし、フィッチレーティングスの米国債の格付けの引き下げに関しては、このリスクオフ要因に反応を示しており、8/1の取引において417万円の高値から402万円の安値まで一時3%を上回る値動きを記録した。

  対する米国株式市場はというと、8/1の取引は陰線で引けたものの特に大きな影響はなく、ほぼ無風通過となった。

  近年、景気指標の落ち込みに伴って金利の打ち止めを織り込んで上昇基調に転じるよりも、米国の景気先行き不安に敏感に反応してリスクオフになっていたBTCだが、目の前のリスクオフ要因に関する感応度は他のリスク資産よりもひときわ強いようだ。

  つまり、あるファンダメンタルズ材料が生じたときに、まずBTCが株価指数に先んじて売られ、その材料の影響が見極められるにつれ、当初売買が交錯していた株価指数へ波及する流れができているとも推察される。

  暗号資産市場固有の市場環境としては、8/2に完了したLTCの半減期や、株価指数以上に下落したことによるショートカバーの存在なども考えられ、暗号資産の需給バランスが需要過多に傾く可能性もあるため注意が必要だろう。

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