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AIの影響力は電気やパソコンの登場を上回る 2025年までに世界で28兆円の投資=ゴールドマン予測

 AIの影響力は電気やパソコンの登場を上回る 2025年までに世界で28兆円の投資=ゴールドマン予測 WikiBit 2023-08-03 08:30

投資銀行大手のゴールドマン・サックスのエコノミストらは、人工知能(AI)が電気やパーソナルコンピュータよりも米国経済に大きな経済的影響を及ぼす可能性があると指摘している。

  Tom Mitchelhill

  2023年08月03日 17:30

  AIの影響力は電気やパソコンの登場を上回る 2025年までに世界で28兆円の投資=ゴールドマン予測

  投資銀行大手のゴールドマン・サックスのエコノミストらは、人工知能(AI)が電気やパーソナルコンピュータよりも米国経済に大きな経済的影響を及ぼす可能性があると指摘している。

  8月1日の投資レポートで、ゴールドマン・サックスのジョセフ・ブリッグス氏とデヴェシュ・コドナニ氏は、AIが2025年までに全世界で2000億ドル(約28兆円)の投資を引き寄せ、その半分が米国で行われる可能性があり、これにより米国の国内総生産(GDP)が増加すると予測した。

  過去の電気やパソコンの導入によるテクノロジーブームではGDPが2%成長したが、ゴールドマンは、AIが米国のGDPの最大4%、そして既にこの技術への投資を重視している他の国々では2.5%を占める可能性があると推定している。

  今後3年間の世界、米国、中国におけるAI投資の成長予測。出典: ゴールドマン・サックス

  ゴールドマンは、予想される利益の大部分を、急速に進歩している生成型AIによるものとしている。生成型AI技術の最も顕著な例はOpenAIのチャットボット「ChatGPT」だが、このサブセクターには画像作成ソフトウェアの「Midourney」やテキスト読み上げジェネレーターの「Eleven Labs」などのツールも含まれている。

  「生成型AIは莫大な経済的ポテンシャルを持ち、広範囲に使用されるようになる10年後には、世界の労働生産性を年間1%以上向上させる可能性がある」と報告書には書かれている。しかし、生成型AIの生産性向上の恩恵にはコストが伴い、企業は近いうちに大規模な投資を開始する必要があるという。

  「大規模な変革が起こるためには、企業は新技術を獲得し、ビジネスプロセスを再構築するために、物理的、デジタル面、そして人的資本に大きな初期投資をする必要がある」と報告書は指摘している。

  ゴールドマンはまた、AIに言及または統合している企業の数についても分析している。Russell 3000の企業の16%が決算発表でAIに言及している。この数字は2016年の1%未満から大幅に上昇しており、ゴールドマンはこれにより米国がAIのイノベーションの最前線に立っていると指摘している。「一方、米国はAI技術の市場リーダーと位置づけられ、米国の企業は比較的早期の採用者となる可能性が高い」としている。

  ゴールドマンは、AI投資サイクルのタイミングは予測し難いものの、現在のビジネス調査ではAIが2025年以降に最も大きな投資影響を持つようになると示唆している。

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