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ヨーロッパ初の現物型ビットコインETF 1年遅れで2023年後半にもデビュー

 ヨーロッパ初の現物型ビットコインETF 1年遅れで2023年後半にもデビュー WikiBit 2023-07-13 12:54

今年後半、ヨーロッパ初の現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)が、長い遅れを経てデビューする予定だ。

  Prashant Jha

  2023年07月13日 21:54

  ヨーロッパ初の現物型ビットコインETF 1年遅れで2023年後半にもデビュー

  今年後半、ヨーロッパ初の現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)が、長い遅れを経てデビューする予定だ。

  ロンドンを拠点とするマルチアセット投資プラットフォーム「ジャコビ・アセット・マネジメント」によるビットコインETFは、2022年7月にユーロネクストアムステルダム取引所でデビューする予定だった。しかし、2022年5月のテラエコシステムの崩壊、同年11月のFTX崩壊による市場の混乱が、上場延期を余儀なくさせた。

  ジャコビ・ビットコインETFは、2021年10月にガーンジー金融サービス委員会(GFSC)からビットコインETFを立ち上げるための承認を受けていた。同社はフィナンシャルタイムズに対し、2022年と比較して需要が徐々に変化していることを見て、ETFを立ち上げることに決めたと語った。また、同社はコインテレグラフに対し、立ち上げについて評価中であり、近日中に日付を発表すると語った。

  ジャコビ・ビットコインETFは、フィデリティデジタルアセットによって保管がサポートされた中央清算型の仮想通貨に裏付けられた金融商品であり、これは通常の上場投資証券(ETN)からの大きな変化だ。ヨーロッパでは、すべての仮想通貨で裏付けられた伝統的な金融商品はETNとして組成されていた。

  ETNとETFの主な違いは、ETFの株主がファンドの原資産の一部を所有しているのに対し、ETNの投資家は証券を所有していることだ。ETFはETNとは異なり、レバレッジをかけることもデリバティブを使用することもできいない。

  ヨーロッパは2021年10月に初の現物型ビットコインETFを承認したが、米国証券取引委員会(SEC)はこれまでに提出されたすべての現物型ビットコインETFを拒否している。しかし、2023年だけでも、ブラックロックやフィデリティなど、半ダース近くの資産運用会社が新たな現物型ビットコインETFの申請を行っている。SECはすでに2021年にいくつかの先物ビットコインETFを承認している。

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