日本語
Download

ビットコイン、レンジ下抜けリスクも浮上、合意案の議会通過が焦点に【仮想通貨相場】

 ビットコイン、レンジ下抜けリスクも浮上、合意案の議会通過が焦点に【仮想通貨相場】 WikiBit 2023-05-31 02:24

本日のBTC相場は底堅い展開を予想する。週末の債務上限問題の大枠合意でBTCは上昇したが、半値戻しの水準で上値を押さえられた。

  

  著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト

  東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。

  ポイント

  ・27,000ドル台後半でのもみ合い

  ・合意内容公表後、反対意見相次ぎ、連休明けの米株上げきれず

  ・このまま横ばいなら一目均衡表の雲を下抜け、3役逆転に

  ・但し、日本時間明朝予定の下院採決を無事通過すればリスクオンに振れそう

  昨日のBTC相場

  昨日のBTC相場はもみ合い。

  一時28,000ドル(395万円)台に乗せるも、概ね27,000ドル(約380万円)台後半での小動きに終始した。

  週末の債務上限問題の大枠合意を受け、月曜日朝方、BTCは28,000ドル台半ばまで上昇したが、米株先の上昇が一服したこともあり28,000ドルを割り込むと、メモリアルデーで米市場が休場となる中、27,000ドル台後半での小動きが続いた。

  与野党トップ同士の合意法案が明るみになり反対意見が出始める中、焦点が法案の議会通過に移った格好か。

  昨日は連休明けの米債券市場で長期金利が低下、BTCは一時28,000ドル台に乗せたが、共和党保守強硬派などによる合意への反対表明なども嫌気され連休明けの米株が失速すると、BTCもじりじりと値を下げた。

  リップル社CEOによる早期の訴訟決着見通しなどもあり堅調に推移していたXRPが、日次のアクティブアドレス数が過去最高水準に近づいたとの報告もあり一段高となるとBTCは下げ渋った。

  債務上限問題では下院の委員会での審議が始まったが、懸念されたほど合意への反対が広がっておらず、BTCはじりじりと値を戻している。

免責事項:

このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。

  • トークン交換
  • 交換レート
  • 外貨両替計算
/
現在のレート
両替できる金額

0.00