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ビットコイン、下値の目途が見えてきたか?【仮想通貨相場】

 ビットコイン、下値の目途が見えてきたか?【仮想通貨相場】 WikiBit 2023-04-25 01:59

昨日のBTC相場は小幅続落。28,000ドル(約375万円)近辺で上値を抑えられると、一時27,000ドル(約360万円)を割り込んだ。

  著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト

  東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。

  ポイント

  ・一時27,000ドル割れ

  ・米株、為替、債券など方向感出ず

  ・3月にもみ合ったレンジに差し掛かり、下げスピードは鈍化

  ・3月後半のレンジの下限26,500ドル近辺が意識されそう

  昨日のBTC相場

  昨日のBTC相場は小幅続落。

  28,000ドル(約375万円)近辺で上値を抑えられると、一時27,000ドル(約360万円)を割り込んだ。

  BTCは先週半ばから、30,000ドル(約400万円)、29,000ドル(約390万円)、28,000ドル(約375万円)と割り込んできたが、土曜日に27,000ドル手前で下げ渋ると、アルトコインの反発もあり28,000ドル近辺まで値を戻した。

  週明けのCME先物開始に先立ち、窓埋め気味に27,000ドル台半ばに値を下げたが、週末に反発を見せていたXRPがもう一段上昇すると、BTCも28,000ドルにあと一方の水準まで反発した。

  XRPが失速すると、BTCも上値を重くし、27,000ドル台前半に値を下げたが、土曜日の安値水準でサポートされると切り返し、米株が堅調に始まったこともあり27,000ドル台後半に値を伸ばした。

  その後、米株が失速すると、BTCも連れ安となり、一時27,000ドルを割り込んだが、引けにかけ米長期金利が低下、米株が反発する中、BTCも27,000ドル台半ばに値をもどしている。

  なお、昨日は、米財務省が北朝鮮のラザログループが盗まれた暗号資産を法定通貨に交換することを支援した中国と香港のOTC業者を特定し制裁対象に加え、金融庁から無登録業者として警告を受けていたBybitが5月8日からKYC(本人確認)を義務付けるとし、Binanceはロシア居住者への制限を解除したとCoindeskは報じるなど、マネーロンダリング関係でいくつかの動きが見られた。

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