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ドージコイン急騰、ビットコイン市場の不安心理払拭に向けた動きも【仮想通貨相場】

 ドージコイン急騰、ビットコイン市場の不安心理払拭に向けた動きも【仮想通貨相場】 WikiBit 2022-11-28 02:50

週末のBTC相場はもみ合い。

  マーケット

  著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト

  東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。

  ポイント

  ・16,000ドル台半ばで小動き

  ・SNSの噂でドージコインが急騰

  ・DCGのGBTC購入報道に反応せず

  ・暗号資産市場内にも冷静な見方も出始めている

  週末のBTC相場

  週末のBTC相場はもみ合い。

  16,000ドル(約225万円)台半ばでの小動きに終始した。

  BTCは先週火曜日に年初来安値を更新した後、アルトコインの反発もあり16,000ドル台に回復、しかし17,000ドルを前に上値を抑えられると16,000ドル台前半に値を落としていた。

  しかし金曜日にEマスク氏とVブテリン氏が協力してDogecoinのアップグレードを測るといった噂がSNSで拡散、Dogecoinが急騰する中、BTCも上昇に転じた。

  感謝祭翌日のブラックフライデーの米株市場が上昇したことも相場のサポートとなったか。

  結局Dogecoinは金曜日から3割程度上昇したが、BTCは16,000ドル台後半で上値を抑えられた。

  週明けCME先物開始時にBTCは若干高寄りしたが、その後失速している。

  傘下のジェネシス・トレーディングの信用不安が懸念されているDCGが同社から資金を調達して同じくDCG傘下のGrayscaleのGBTCを購入していたこと、プーチン大統領がブロックチェーンを活用した国際決済システムの必要性を説いたこと、Binanceが保有資産を公表するProof of Reserveシステムをリリースしたことなどのヘッドラインが伝わったが、いずれも相場への影響は限定的だった。

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