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急落のBTC(ビットコイン) 業界トップの動向とCPIに注目【仮想通貨相場】

 急落のBTC(ビットコイン) 業界トップの動向とCPIに注目【仮想通貨相場】 WikiBit 2022-11-09 06:14

BTCは翌日午前4:30頃に250万円を一時割り込んだ後、265万円付近での取引となっているが、FTXの動向次第ではさらにボラティリティが高くなる展開には注意が必要だ。

Cointelegraph Japan  2022年11月09日 15:14  急落のBTC(ビットコイン) 業界トップの動向とCPIに注目

マーケット

  著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・BTC、FTT(FTX Token)に連れ安

BTC/JPY 5分足Bidチャート

  上図は、11/8営業日午前7:00から本日午前11:40頃までのBTC/JPY 5分足チャートである。

  チャート上で確認できるように午前11:45頃から下落し始め、午後1:10頃には当時の日中安値278万円をつけた。同時刻には大手取引所であるFTXが発行するトークンFTT(FTX Token)が20%近く下落しており、今回の下落はFTTに連れ添う形での下落と見ることができるだろう。

  FTTに関連するニュースを時系列で追ってみると以下のようになる。まず、11/2にCoinDeskから、アラメダリサーチ(FTXの関連会社)の資産の大半がFTTであるとの報道があった。その後、11/7には、大手取引所バイナンスのチャンポン・ジャオCEOがFTTの全売却をTwitter上で表明した。

  まとめると、アラメダリサーチの財務状況への疑義に端を発した一種の信用不安がFTTの価格下落に発展、それがさらにBTCを始めとした暗号資産全体に波及したと言えるだろう。

  こうした状況からは、今年上旬のセルシウスショックが思い起こされる。FTXのサム・バンクマン・フリードCEOは「競合他社によるデマ」と疑惑を否定している。

  直近の情報としてはバイナンスがFTXの事業買収で合意したと伝わっており、市場はいったんの落ち着きを取り戻したかのように見える。

  ただし、企業査定の段階で想定よりも大きな負債が見つかるケースなど、買収がスムーズにいかない展開や買収自体が取りやめとなる可能性は否定できない。

  BTCは翌日午前4:30頃に250万円を一時割り込んだ後、265万円付近での取引となっているが、FTXの動向次第ではさらにボラティリティが高くなる展開には注意が必要だ。

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