LUNCの投資家、バイナンスでCZの1.2％取引税推奨に反応

　　Arijit Sarkar 2022年09月26日 08:16 LUNCの投資家、バイナンスでCZの1.2％取引税推奨に反応 473 閲覧数 1 シェア数

　　ニュース

　　テラエコシステム共同創設者のド・クウォン氏や仮想通貨取引所、コミュニティが共に価格回復のための最善のルートを特定しようとする中、テラUSD（UST）とLUNAトークンの市場価格を消し去ったテラエコシステムの崩壊は、不安な投資家を悩ませ続けている。

　　仮想通貨取引所バイナンスのCEOであるジャオ・チャンポン（通称CZ）氏が、トークンの総供給量を減らし、価格パフォーマンスを改善するためにバーンすることができるLUNC取引に一律1.2%の取引税を推奨した。コミュニティに向けて、CZは次のように述べた。

　　“我々は、人々がLUNC取引に対して1.2％の税金を選択するための、（バイナンスでの）オプトインボタンを実装する予定だ。”

　　しかし、バイナンスはLUNC投資家の25％のコンセンサスに従ってオプトイン・トレーダーの課税を開始し、アーリーアダプターだけに対して「1.2％の追加料金を支払う唯一の少数者ではない」と主張した。

　　1.2%の取引税は、オプトイン・トレーダーが取引所におけるLUNCの総取引量の50%に達した後、すべてのLUNC取引に対して実施される。

　　I answered the question about LUNC in my Twitter Space AMA just now.nAnother option is to implement a feature to let users opt-in for a 1.2% trading fee themselves for burn. And see how many of the voting community do that first. Vote with your fees.

　　— CZ Binance (@cz_binance) September 23, 2022

　　この勧告はLUNAコミュニティを二分し、オプトインボタンを実装するCZの決定を支持する者がいる一方で、中央集権的な組織による市場操作と解釈する者もいた。

　　CZはLUNCバーンを支持したが、コミュニティの投票を信じ、プラットフォーム上のトレーダーが提案を最終決定できるようにした。「我々はユーザーの声に耳を傾け、ユーザーを保護する」と付け加えた。しかし、CZは、この変更がすべての取引所とオンチェーンにわたって実施されない限り、LUNCのトレーダーは、バーンのない他の取引所に資産を移動することを好むだろうと認識しているという。

　　一方では、韓国当局がテラ崩壊の件でクウォン氏を追跡し、逮捕しようとしている。

　　9月14日、韓国ソウルの裁判所は、同国の資本市場法違反でクォン氏ら5人に逮捕状を発行した。