マイニング大手のプーリンがBTCとETHの出金を一時停止、「流動性の問題」が理由に

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　　ビットコインマイニングプール大手の1つであるプーリンは5日、「流動性の問題」を理由に、ウォレットサービスからのビットコインとイーサの出金を一時的に停止したことを発表した。

　　プーリンは、ウォレットサービスが「最近の出金需要の増加により、いくつかの流動性問題に直面している」と述べ、ビットコイン（BTC）とイーサ（ETH）の出金を一時的に停止する予定であることを明らかにした。プーリンはテレグラムチャンネルで、通常のサービスを再開する「具体的な日付を挙げるのは難しい」とユーザーに伝えつつ、数日のうちに再開する可能性を示唆した。ヘルプページには「再開の時期や計画は2週間以内に発表される」と記載されている。

　　「すべてのユーザー資産は安全で、会社の純資産はプラスですのでご安心ください」とプーリン氏は述べた。「9月6日にプール上の残りのBTCとETHの残高のスナップショットを作り、残高を調整する予定です。9月6日以降に毎日マイニングされたコインは、1日あたり通常通り支払われる予定です。その他のコインは影響を受けません」

　　2017年に開始されたプーリンは、中国ベースのマイニングプール。BTC.comのデータによると、同社は過去12カ月間にマイニングされたBTCブロックのおよそ10.8％を担当し、Foundry USA、AntPool、F2Poolに続く第4位のマイニングプールだ。