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DeFiが一般の人々にも広まるには「キラーアプリ」が必要になる=リップル幹部

 DeFiが一般の人々にも広まるには「キラーアプリ」が必要になる=リップル幹部 WikiBit 2022-08-10 21:00

リップルラボのDeFi市場責任者であるボリス・アレルガント氏は、分散型金融(DeFi)分野が一般の人々を引き込むレベルにまでなるには、消費者向けの「キラーアプリ」が必要だと指摘する。

  Brian Quarmby 2022年08月11日 06:00 DeFiが一般の人々にも広まるには「キラーアプリ」が必要になる=リップル幹部

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  リップルラボのDeFi市場責任者であるボリス・アレルガント氏は、分散型金融(DeFi)分野が一般の人々を引き込むレベルにまでなるには、消費者向けの「キラーアプリ」が必要だと指摘する。

  アレルガント氏は、8月9日にカナダのトロントで開かれたブロックチェーンカンファレンスのパネル「分散型金融の未来」で自身の考えを表明した。

  アレルガント氏のほか、アバントゥス・ベンチャーズのケヴィン・ホッブスCEO、FLUIDEFIの共同創設者兼CEOのリサ・ラウド氏、テラー・フィナンスの共同創設者兼CEOのライアン・バーキン氏もパネルに登壇した。

  パネリストの間では、中央集権的な金融機関が最終的にDeFiをメインストリームに押し上げるという意見が一般的だった。アレルガント氏は、DeFiのサービスに触れることができるユーザーフレンドリーなCeFiアプリが成長をもたらすだろうと指摘した。

  「機関投資家の採用が進んでいる。機関投資家こそが、仮想通貨とDeFiを次のレベルに引き上げる消費者向けキラーアプリを可能にするのだと思う」とアレルガント氏は言う。

  FLUIDEFIのラウドCEOは、TCP/IPとして知られるインターネットプロトコルを理解していないにもかかわらず、最終的に一般の人々がインターネットを採用したことに言及し、同様の見解を表明した。

  「みんなインターネットを使っているでしょう。インターネットは私たちにとってパラダイムシフトだったが、私たちはTCP/IPの使い方を知らないままだ。今、DeFiを使っている人はみんなプロトコルの使い方を知っているが、それは持続可能ではなく、採用するのに良いモデルではないのだ」

  「2年後を考えると、金融機関はDeFiへの投資を増やし、企業はよりシンプルなユーザー体験を実現していると思う」と付け加えた。

  また、リップルのアレルガント氏は、DeFiセクターが近いうちにCeFiセクターと手を取り合って、顧客に金融サービスを提供するようになると予想している。

  「DeFiは最終的にCeFiを補完するものになるだろう。最終的には、中央集権的な取引所なのか、非中央集権的な手段で取引が行われるかどうかは、あまり気にならないだろう。ただ、最高の執行を望むだけだ」と語った。

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