上昇は続くか？　仮想通貨チャート分析：ビットコイン・イーサ・XRP（リップル）

　　Rakesh Upadhyay 2022年07月28日 07:19 上昇は続くか？ 仮想通貨チャート分析：ビットコイン・イーサ・XRP（リップル） 6 閲覧数

　　価格分析 BTC/USDT

　　ビットコインは7月25日に20日指数移動平均（EMA：21,738ドル）を割り込み、シンメトリカル・トライアングルパターンに再突入した。これは、最近の三角保合からのブレイクアウトがブルトラップであった可能性を示唆している。

　　BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

　　20日EMAは平坦に推移し、相対力指数（RSI）はちょうど中間点を下回っているため、目先はレンジ相場的な動きとなることが予想される。数日間、サポートラインと24,276ドルの間に留まるだろう。

　　買い手が価格を移動平均線より上に誘導した場合、BTC/USDTペアは24,276ドルの直上のレジスタンスまで上昇する可能性がある。強気派が新たな上昇の開始を告げるには、このハードルをクリアしなければならないだろう。

　　逆に、価格が移動平均線から下降に転じた場合、弱気派はペアをサポートラインに引き寄せようとする。このレベルを下回ると、18,626ドル、そして17,622ドルへの下落の可能性が出てくる。

　　ETH/USDT

　　イーサ（ETH）は直上のレジスタンスから下降に転じ、7月26日に20日EMA（1,406ドル）まで下降した。ローソク足では下ヒゲが長く伸びており、下値では強い買いが入っていることが分かる。

　　ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

　　強気派は、1700ドルの直上のレジスタンスまで価格を押し上げようとするだろう。この上をブレイクして終値が付くと、トレンドが変化する可能性があるため、注意すべき重要なレベルだ。ETH/USDTペアは、その後2,000ドルまで上昇する可能性がある。

　　逆に、強気派が20日EMAからの強い反発を達成できない場合、積極的な買いが入っていないことを示唆することになる。その場合、1,280ドルまで下落する可能性が高まる。このレベルからの強い反発は、短期的にはレンジ相場的な動きを示す可能性があるが、これを割り込むと1000ドルに沈むかもしれない。

　　XRP/USDT

　　リップル（XRP）は、7月25日に移動平均線を下回り、0.30ドルの強力なサポートまで下落する可能性が出てきた。レンジ相場では、トレーダーは通常、サポート付近で買い、レジスタンスで売るためだ。

　　XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

　　したがって、強気派は0.30ドルレベルを積極的に防衛する可能性が高い。このレベルから強い反発があれば、XRP/USDTは数日間、0.30ドルから0.39ドルの間でレンジ相場となる。フラットな移動平均線と中間点のすぐ下にあるRSIは、調整期間となることが予想できる。

　　次のトレンドの動きは、弱気派が0.30ドルを下回るか、強気はが0.39ドルを上回った後に始まる。それまでは、不安定なレンジ相場が続くと思われる。

　　翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

　　ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています

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