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シティ、仮想通貨担保住宅ローンの潜在リスクとメタバース型不動産の利点を指摘

 シティ、仮想通貨担保住宅ローンの潜在リスクとメタバース型不動産の利点を指摘 WikiBit 2022-06-29 23:56

投資銀行大手のシティグループは29日、不動産テクノロジーが住宅市場に与える影響に関する調査結果を発表し、メタバースにおける仮想不動産や仮想通貨担保型住宅ローンについて言及した。

  Turner Wright 2022年06月30日 08:56 シティ、仮想通貨担保住宅ローンの潜在リスクとメタバース型不動産の利点を指摘 17 閲覧数

  ニュース

  投資銀行大手のシティグループは29日、不動産テクノロジーが住宅市場に与える影響に関する調査結果を発表し、メタバースにおける仮想不動産や仮想通貨担保型住宅ローンについて言及した。

  シティは「未来の家:プロップテック - 摩擦ない住宅市場に向けて」 と題した報告書を発表。シティは、メタバースにおける仮想通貨、ブロックチェーン、不動産は、「従来の不動産市場を変革する可能性がある」と述べた。仮想通貨担保の住宅ローンは、住宅購入のプロセスを合理化しており、メタバースの不動産への投資は過去2年間で成長している。

  シティは、仮想通貨担保の不動産ローンは、投資家がキャピタルゲイン税を発生させずに「投資利益を活用」することができると報告した一方、不安定な市場でのリスクの可能性についてもコメントした。法定通貨にリンクされた多くの標準的なローンは、借り手の返済能力を評価するための規制手順があるが、仮想通貨保有者は、弱気市場の間にトークンの価格が下落した場合、大幅に多くの支払いを余儀なくされる可能性がある。

  “仮想通貨の価格が下落した場合、借り手はマージンコールの対象となり、最終的に担保価値が不動産価値の35%など、一定の基準値を下回ると仮想通貨は清算される可能性がある。仮想通貨のエクスポージャーをクレジットプロファイルに導入することは、間違いなくローンの全体的なリスクを増加させる”

  物理的な不動産の購入に加え、シティの報告書は、メタバースにおける「デジタル不動産」の所有と収益化の潜在的な利点についてコメント。具体的には、研究者は、ザ・サンドボックス(SAND)内の仮想不動産(LAND)の個人および法人オーナーが、メタバースを現実世界の不動産と同様の投資として扱い、2021年1月にLANDあたりおよそ100ドルだった価格が、1年後には20万ドルまで急騰したことを挙げた。

  “仮想不動産環境の黎明期であることから、LANDの購入者の多くは物件を育てる具体的な計画がなく、プラットフォームの今後の成長、ひいてはLANDの価格上昇に期待して投機しているだけだ。”

  LAND is a piece of virtual real estate within The Sandbox #Metaverse. Owners can build and create fun experiences on their LAND in any way they want. pic.twitter.com/wgdFCOkAS6

  — The Sandbox (@TheSandboxGame) May 11, 2022

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