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ビットコインのライトニングネットワークの容量が4000BTCに到達

 ビットコインのライトニングネットワークの容量が4000BTCに到達 WikiBit 2022-06-11 21:00

世界最大の仮想通貨から嬉しい知らせがもたらされた。ライトニングネットワークのパブリックな容量が4000ビットコイン(BTC)の節目に到達したのだ。これは、1億2000万ドル規模のピアツーピア決済が可能となったことを意味する。

  Joseph Hall 2022年06月12日 06:00 ビットコインのライトニングネットワークの容量が4000BTCに到達 199 閲覧数 1 シェア数

  ニュース

  世界最大の仮想通貨から嬉しい知らせがもたらされた。ライトニングネットワークのパブリックな容量が4000ビットコイン(BTC)の節目に到達したのだ。これは、1億2000万ドル規模のピアツーピア決済が可能となったことを意味する。

  ライトニングネットワークは20年8月に初めて1000BTCの壁を突破し、21年7月には2000BTCに到達した。18か月で容量が倍増したことになる。

  Lightning Network capacity growth since January 2022. Source: Glassnode.

  CoinCornerのダニエル・スコットCEOは「ライトニングは最初はゆっくりとした着実な歩みを見せていたが、21年の1月以降は力強い上昇を見せている」とコインテレグラフに語った

  英国に拠点を置くビットコイン取引所Fast Bitcoinsのダニー・ブリュースターCEOは、コインテレグラフに対し「もしプライベートなチャネルの指標が公表されていなければ、(ライトニングネットワークの容量は)4000の壁をもっと前に突破していただろう」と語ってくれた。

  「とは言うものの、ライトニングネットワークは着実に成長しており、素晴らしいスタートを切った。ビジネスを構築している開発者から起業家に至るまで、すべてのステークホルダーが前進し続ける限り、今後も成長し続けるだろう」

  Glassnodeで主任オンチェーンアナリストを務めるジェイムズ・チェック氏はコインテレグラフに以下のように語っている。「ビットコインのライトニングネットワークの拡張は『向こう見ず』な段階を脱しつつあり、早期参入者による適切な実証に移っているように見える」。

  「ウォレットの設計やユーザー体験が向上する一方で、さらに多くの箇所を修正できるだろう。そして、ネットワークの成熟が進むだろう。ライトニングのパブリックな容量やチャネル数の持続的な成長は、信頼性や利用率の向上に対する信任を反映している」

  そうした意見にスコット氏も同意する。そして、「さらに多くの企業がライトニングを導入し、より多くの使用事例で成果がもたらされるなか」肯定的なトレンドが続くだろうと述べている。

  「エルサルバドルでビットコインが導入されたことで信頼性が増し、現実世界で利用できることが証明された。それがライトニングにとってターニングポイントになったようだ」

  1MLのデータによると、サトシ(ビットコインの最小通貨単位)をライトニングで送金する際の平均コストは0.01ドルをかなり下回っており、決済技術として大きな利点を持つことが示されている。

  ブリュースター氏は最後に「素晴らしいスタートを切ったが、まだ先は長い。まだまだ初期段階に過ぎない!」と締めくくった。

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