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下げ渋るビットコイン、今週の注目点【仮想通貨相場】

 下げ渋るビットコイン、今週の注目点【仮想通貨相場】 WikiBit 2022-05-30 01:20

週末のBTC相場はもみ合い推移。

  Cointelegraph Japan 2022年05月30日 10:20 下げ渋るビットコイン、今週の注目点【仮想通貨相場】

  マーケット

  著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト

  東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。

  ポイント

  ・28,000ドルでサポートされる

  ・アルトコイン関連ヘッドライン続くもBTCに方向感出ず

  ・今週は米重要経済指標が続き、また連休明けの米株動向に注目が集まる

  ・本日は米休場でBTCの方向感も出にくいか

  週末のBTC相場

  週末のBTC相場はもみ合い推移。

  木曜日に28,000ドル(約360万円)近辺から反発するも30,000ドル(約385万円)台手前で上値を抑えられると、金曜日から土曜日未明にかけて再び28,000ドル台前半まで下落。しかし、そこからじりじりと上昇、29,000ドル台半ばまで値を戻している。

  BTCは、木曜日の米株オープン前に28,000ドル近辺まで失速したが、米株が上昇すると30,000ドル近くまで急反発した。

  しかし、30,000ドル手前で上値を抑えられると、NFTスニーカーを先に購入すれば、歩くともらえるSTEPN関連トークン(GST)が下落、ソラナ(SOL)などNFT関連アルトコインが値を下げる中、BTCも28,000ドル台に値を下げていった。

  アルトコインの下げが一服するとDeribitのオプション期日に向け反発を見せ、更に米株が上昇してオープンすると29,000ドル台に反発した。

  米株の上昇をしり目にBTCは上げ渋ると、Reuterがロシアで経済制裁逃れとして貿易決済に暗号資産を利用する動きが見られるといった記事も嫌気され、28,000ドル台前半まで下落した。

  しかしこの水準でサポートされると、じりじりと値を戻していった。週末にステーブルコインのペッグ崩壊などを経て新生テラトークンがスタート、一方でSTEPN関連トークン(GST)が更に値を下げ、BTCの上値が重くなる局面も見られたが、足元ではCME先物開始に合わせ29,000ドル台半ばまで値を戻している。

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