日本語
Download

迫る年初来安値 ビットコインの起死回生あるか【仮想通貨相場】

 迫る年初来安値 ビットコインの起死回生あるか【仮想通貨相場】 WikiBit 2022-05-09 07:45

先週(5月2日〜8日)のビットコイン(BTC)対円相場は549,485円(10.98%)安の4,456,545円と大幅下落。対ドルでは6週続落となり、先週は昨年7月ぶりに週足終値で35,000ドルを下回った。

  Cointelegraph Japan 2022年05月09日 16:45 迫る年初来安値 ビットコインの起死回生あるか

  マーケット

  著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

  英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

  先週(5月2日〜8日)のビットコイン(BTC)対円相場は549,485円(10.98%)安の4,456,545円と大幅下落。対ドルでは6週続落となり、先週は昨年7月ぶりに週足終値で35,000ドルを下回った。

  500万円台での揉み合いの末、米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感から490万円割れを試した先週のBTC対円相場だったが、欧州連合(EU)が年内に露産石油輸入を禁止する方針を発表したことによる原油価格の上昇を受け反発すると、FOMCで75ベーシスポイント(bp)利上げの可能性が低いことが明らかになり、510万円台を回復した。

  しかし、相場は対ドルで40,000ドル水準となる516万円で上値を抑えられると、米株の急反落に連れ安となる格好でBTCも40万円ほど急反落、6日の米雇用統計では、市場予想を上回る雇用者数の伸びと賃金の高止まりが確認され、インフレ圧力の持続が確認されたが、米株の続落が相場の重石となり、470万円での揉み合う展開となった。

  週末序盤の相場は、470万円で下げ止まる兆しを見せたが、Anchor Protocolからの巨額TerraUSD(UST=アルゴリズムによってドルの価値にペッグされたステーブルコイン)引き出しによるディペッグ(ドルとのペッグが外れる現象)が長期化したことで、UST発行に必要となるLUNAトークンの相場が急落。影響はBTCにも波及し、BTC相場は450万円周辺まで一段安を演じた。

  第1図:BTC対円チャート 1時間足 出所:bitbank.ccより作成続きはこちら

免責事項:

このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。

  • トークン交換
  • 交換レート
  • 外貨両替計算
/
現在のレート
両替できる金額

0.00