プロジェクトのローンチが相次ぎ　カルダノ急成長　

　　1月18日、カルダノ（Cardano：ADA）の取引量が大幅に増加し、暗号通貨第2位のイーサリアム（Ethereum：ETH）の取引量を上回った。

　　ブロックチェーン分析サイトMessariのデータによると、イーサリアムの約54億ドルに対して、カルダノは70億ドルの取引量を記録した。カルダノの一日の取引量はイーサリアムより20億ドル多くなっていた。

　　カルダノは取引量の急増だけでなく、ネイティブトークンADAの価値も過去7日間で30％上昇している。

　　カルダノの価値の上昇と取引量の増加は、スマートコントラクト機能を持つカルダノ・ブロックチェーンを基盤となっている、2つのプロジェクトのローンチの影響と考えられている。

　　1つ目はカルダノ初のメタバースのプロジェクトPavia.ioで、15日にローンチ

　　2つ目は分散型金融プラットフォームSundaeSwap、20日にローンチ

　　SundaeSwapのプロジェクトはISO報酬（Initial Stakepool Offering：イニシャル・ステークプール・オファリング）を算出し、提供することになる。これにより、カルダノ保有者が自分のトークンを委譲することを可能になる。ISO報酬はSUNDAEトークン放出のメカニズムで、一定期間を経過したあと、ステーク報酬を得ることができるようになる。

　　一方で、イーサリアムよりも多くの日次取引額を記録したにもかかわらず、カルダノの取引手数料は10万ドル未満にとどまっている。これは、カルダノの取引手数料がイーサリアムよりもはるかに安いであることを意味している。

　　現在、カルダノとイーサリアムこの2つの暗号通貨の1日の合計取引量は、トップ暗号通貨のビットコイン（BitCoin：BTC）の約170億ドルを超えていない。

　　

　　1月20日 午後12:38

　　BTC：41,938.28ドル（4,797,047円）

　　ETH：3,119.46ドル（356,830円）

　　ADA：1.34ドル（154円）

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