ビットコイン：重要指標は「買い」のシグナルを出し、史上5回のみ

　　火曜日（1月11日）、暗号通貨市場は小幅に上昇基調へ戻った。WikiBitのデータによると、過去24時間で、ビットコイン（BTC）とイーサリアム（ETH）はそれぞれ1.8％と4.6％上昇した。ビットコインは一時43,000ドルに達した後42,000ドル範囲内に戻った。一方、イーサリアムは3,200ドル近くまで上昇した。アナリストは次の方向性を見極めるために様々な指標を探り続けている。

　　重要な指標であるEnitity Adjusted Dormancy Flow*（直訳：エンティティ調整済みの休眠フロー）は、底打ちシグナルを示している。有名なブロックチェーンアナリストのウィル・クレメンテ（ Will Clemente）氏は、ビットコインの買いシグナルを発見した。同氏によると、この指標は過去5回しか出現していない。

　　

　　

　　*エンティティ調整済みの休眠フロー(Enitity Adjusted Dormancy Flow）：暗号通貨の現在の時価総額と年間の休眠値の比率である。市場の安値を計り、強気相場が比較的正常な状態にあるかどうかを評価するために使用できる。ビットコインが強気または弱気の主要トレンドにあるかどうかを確認するのに役立つ。

　　（出典：https://jp.ambcrypto.com/japenese/article/1478/ ）

　　チャートによると、この指標の最初の5回は、2011年後半、2015年初頭、2019年、2020年初頭、2021年半ばから後半に出現し、ビットコインの周期的な底値と完全に一致した。指標が出現した後は、年周期の上昇状態に入っている。直近では2021年11月である。その後、ビットコインは史上最高値の69,000ドルに達した。

　　一方、JPモルガン（JPMorgan）が行った「2022年末までにビットコインの価格予測」の調査結果によると、2022年末、ビットコインが6万ドル以上に達すると考える人は過半数（55％）であるが、10万ドル以上に達すことを信じている人は5％だけである。

　　一部アナリストはビットコインに対して、強気な見方を持っている。ゴールドマン・サックスのアナリストは近頃のレポートで「ビットコインが金の市場シェアを奪えば、10万ドルに達する可能性がある」と述べている。

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