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暗号資産時価総額120兆円を喪失 悲愴論広がる中、BTC(ビットコイン)の明るい材料は?【仮想通貨相場】

 暗号資産時価総額120兆円を喪失   悲愴論広がる中、BTC(ビットコイン)の明るい材料は?【仮想通貨相場】 WikiBit 2021-12-09 05:56

BTC(ビットコイン)。年末にかけて価格が上昇していくアノマリーを示す、年末ラリーを想起させる価格上昇であったが、12月に入り暗雲が漂う展開をみせることとなる。

  暗号資産時価総額120兆円を喪失 悲愴論広がる中、BTC(ビットコイン)の明るい材料は?【仮想通貨相場】

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  BTC(ビットコイン)、年末ラリーは来るのか!?

  Bloombergより作成

  上図は2021/1/1から現在までの暗号資産時価総額とBTC/USDの価格を比較したグラフである。

  BTC/USDは、11/10の取引で過去最高値を更新し、69,000ドルまで上昇。暗号資産時価総額も、11/10の取引で一時3.0兆ドルまで増加し、過去最高値を更新した。

  年末にかけて価格が上昇していくアノマリーを示す、年末ラリーを想起させる価格上昇であったが、12月に入り暗雲が漂う展開をみせることとなる。

  12/4の取引で、13時から14時のニューヨーク市場、欧州市場、東京市場が休日で流動性の低いアジア時間のタイミングで暗号資産マーケットは下落。BTC(ビットコイン)は一時20%を超える下落率となり、3.0兆ドルまで増加した暗号資産時価総額も一時1.88兆ドルまで急落した。

  2021年の中で、中国が行った暗号資産の預け入れ禁止や取引の禁止、そして中国国内でマイニングを行うことへの締め付けが強化された5月は、暗号資産時価総額が当時の最高値から50%を超える下落となったが、今回の急落は、5月に次ぐ30%超の下落率となっている。

  今回の調整で失った暗号資産時価総額120兆円は、現在のBTCの時価総額やTesla社の時価総額に匹敵するが、それだけ暗号資産市場のすそ野の広がりを感じさせる事象であったとも言えるだろう。

  BTCにフォーカスしてみると、年末に向けてBTCは再度過去最高値を超えられるのか、それとも強気相場の息切れとなるのか。

  以下の指標から、示唆される相場展開を確認したい。

  ・期待インフレ率

  ・ハッシュレート

  ・フィボナッチ・タイムゾーン

  続きはこちら本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。

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