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ボラティリティ縮小中のBCH(ビットコインキャッシュ)、次の急拡大に備えて足場をチェック【仮想通貨相場】

 ボラティリティ縮小中のBCH(ビットコインキャッシュ)、次の急拡大に備えて足場をチェック【仮想通貨相場】 WikiBit 2021-12-01 07:35

8月以降においてはBTCや主要アルトコインを中心に反発上昇、底堅い展開が継続している。BCH/JPYも下値を切り上げ、上昇基調であることが伺えるが、BTCやETHが5月高値を回復し、年初来高値を更新している状況と比較すると、BCHは上値の重い印象である。

  ボラティリティ縮小中のBCH(ビットコインキャッシュ)、次の急拡大に備えて足場をチェック【仮想通貨相場】

  著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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  ヒストリカル・ボラティリティ、昨年末の水準まで低下

  BCH/JPY 週足 Bidチャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)

  上図では、BCH/JPYの週足チャート(2020/8~現在)に当社取引ツールのヒストリカル・ボラティリティを描画している。

  この期間におけるBCH/JPYの値動きを大まかに振り返ると、インフレヘッジとしての暗号資産への注目などを背景にBTCは2020年後半から上昇し、市場参加者の投資意欲も改善した。

  決済手段としての採用や、XRP等の一部アルトコインの急騰が発生する中での循環物色も背景にBCHにも買いが集まり、2021/5には、17万円台に到達している。

  その後、5月月中旬からは一転してBCH/JPYは下落基調となった。

  テスラ社のBTC決済の延期発表や、中国による暗号資産への規制が強まるなかで、暗号資産市場は冷え込み、BCH/JPYは40,845円を記録、2021/2の水準まで値を切り下げた。

  8月以降においてはBTCや主要アルトコインを中心に反発上昇、底堅い展開が継続している。BCH/JPYも下値を切り上げ、上昇基調であることが伺えるが、BTCやETHが5月高値を回復し、年初来高値を更新している状況と比較すると、BCHは上値の重い印象である

  次に上図チャートのヒストリカル・ボラティリティ(以下HV)を確認しよう。

  HVはBCHの価格推移と似たような推移をしていることが分かる。年初より上昇し、5月の急落時に500付近へ到達してからは、ほぼ一貫して切り下げており、現在のHV、106はBCH/JPYが本格的な上昇に入る前の2020/11頃の水準といえる。

  暗号資産に限らず、ボラティリティが縮小した銘柄は再び急拡大し、上昇または下落のトレンドが発生することが頻繁にみられる。昨年11月のBCHをみても、ボラティリティが100未満まで縮小したのち、上放れており、1年ぶりの100割れ水準を試している現状は注目しておきたい局面であるといえる。

  現在の相場環境は、新型コロナウイルス変異株の広がりと各国の対応策、米国の金利動向に左右される展開となっている。

  仮に2020年の株式市場のように中長期的には回復(≒反発)に向かうと想定した場合、下押し後の上昇となるとしても、どこまで下押すかは判断の難しい展開であるといえそうだ。

  今回はフィボナッチの数値を利用したパターン分析の一つ、ハーモニックパターンを用いて、「下落後反発のシナリオ」における、反発に向かうまでの下値を算出してみる。

  続きはこちら本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。

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