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トレンドライン上抜けのビットコイン 強気のチャートパターンを形成か【仮想通貨相場】

 トレンドライン上抜けのビットコイン 強気のチャートパターンを形成か【仮想通貨相場】 WikiBit 2021-10-04 05:28

先週(9月27日〜10月3日)のビットコイン(BTC)対円相場の週足終値は、前週比564,961円(11.81%)高の5,347,448円と反発し、前週の下げ幅を完全に奪回。

  トレンドライン上抜けのビットコイン 強気のチャートパターンを形成か【仮想通貨相場】

  著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

  英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

  先週(9月27日〜10月3日)のビットコイン(BTC)対円相場の週足終値は、前週比564,961円(11.81%)高の5,347,448円と反発し、前週の下げ幅を完全に奪回。日足では、9月7日高値と18日高値を結んだ下降トレンドラインの上抜けに成功している。

  米国の債務上限問題を巡り週明けから上値を重くしたBTCだったが、米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長が、CMEのBTC先物ベースの上場投資信託(ETF)を支持する発言をしたことや、BITFINEXとTetherに対する集団訴訟の一部申し立てが棄却されたことを切っ掛けに、週央からの相場は41,000ドル(≒455.2万円)周辺で下げ止まり反発し43,000ドル(≒477.2万円)を回復。さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が日本時間30日に開かれた議会証言の中で、「暗号資産(仮想通貨)を禁止する意向はない」と発言すると、翌日の海外時間から相場は上値を追う展開となり、上述の下降トレンドラインの明確な上抜けに成功。この日はISM製造業景況指数の上振れもポジティブサプライズとなり、米時間には48,000ドル(≒534.7万円)に乗せた。

  その後は、coinbaseへの不正アクセスや米国におけるステーブルコイン規制強化の可能性が浮上するも、週末は48,000ドルを挟み込み上値が重くも底堅い展開を維持した。

  第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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